2013-10-31

父の命日





8年前の今日 父があの世へ旅立った




命日恒例、私の朝の珈琲と一緒に父が好きだった濃いめのブラック珈琲も淹れて「もう8年も経ったんか。早い早いと思えども、色んなことがあったなー。。」と、ボンヤリ考える。


去年は旦那の仕事で南島の僻地、オマラマに居た。

2年前は一時帰国を七回忌に合わせたんで、日本の実家に居た。

3年前は私がNZに来てすぐのことだったんで、シティのど真ん中のアパートメントに居た。



もしも、あのとき、、、、



と、この日になると思う。



「もしもあのとき、父があの世に旅立っていなかったら??」


今の私はNZには居ないであろうし、そうなると旦那とも出会っていないので全く違う人生を歩んでいただろうと思う。大阪から実家へ会社を引き継ぐ為に引っ越すことも無かっただろうから、実家の倉敷にも帰ってないし、そうなると、現在家族と日本で暮らす我が犬も飼い始めておらんから、犬の競技会やら何やら繋がりの愉快な仲間とも出会っておらんことになる。大阪におったらおったで人の多いところだから色んな出会いがあっただろうけど、今ある繋がりは私にとって、何にも変えられないかけがえのないもの。



「もしも。。。」を考えるのは好きではないのだけど、、、、
父の命日だけは、毎回同じようなことと分かってはいても、思わずにはいられない。



結構な荒波を越えて来たような気がするけど、波は次第に変化するもんで、今は穏やかな大海原を、先に何があるか分からない地平線目指して帆を張ってる感じ。

いつの日か夢に見る地に降り立って、自分の基地を作り、仲間と家族でワイワイやるのが私の「ワンピース」なのであるが、、、指標も天候も、いつもコロコロ変わるものだと思っているので、先の事はそんなに深く考えず今自分に今できる最善策を尽くせるよう「甲板」という名の「自分の土俵」で、コソッと頑張るのみである。

船酔い、めっちゃ激しいねんけどな。



そんな今の夢も、家族も、コレから家族になる人も、友だちも、仕事も、今ある自分も、それはすべて父が残してくれたものだと思うことが一番の供養になるんじゃないか?と思いつつ珈琲をススるのであります。


珈琲は黙ってMOCCONAやー。



4 comments:

  1. NZに来て3年というのも、夫がエレクトリッシャンというのもMikaさんとは共通ポイントだと思っていたら、父を亡くしていること、そして父の死がなかったらきっとNZには来る事もなかっただろう・・・ということ、全く同じで自分のブログを読んでいるような気持ちで読みました・・・。私も12年前に父を亡くし、何もかも全てが変わってしまいました。今父が生きていたら、、、と私もよく考えます。今と全く違う人生を歩んでいたでしょうね、きっと。でも、父の死には意味があって、だからこそ今の自分があるんだと、残してくれたもの、導いてくれた事を感謝しながら生きていきたいです。
    それにしても、毎年毎年命日を迎える度に、1年は早いなぁ・・・と思います・・・。

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    1. Uさん>
      何だか大きな共通点が沢山ありますねー!ビックリ!
      人には歴史があるとは言いますが、、、、そんな色んな人が通って来た道のりで偶然であっても「出会い」というのは奇跡なんでしょうね。お互いに違った分岐点を通ってきてるわけですもんね。普段はあまり意識はしないけれど(汗)
      そうそう、私も年々1年があっという間に過ぎて行くような気がします。。。精進せねばですねぇ(笑)

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  2. 8年なんですね。
    うちも父親が生きてたら、ララ父と結婚してないわ・・・
    もちろんララも飼ってないし・・・ 
    そう考えると人生っておもしろいね!
    父さん亡くした時は大変だったけど(お互いにね)あの日があるから今がある!ってね
    うちは去年25年の法事でしたが
    母と姉一家と大酒飲んでワイワイやりましたよ!
    酒飲んで港で寝てた父親見てたので、結婚相手は酒飲まない人と思ってたけど
    姉も私も酒好きと結婚したよ~

    ミカさんご一家と出会えて私は超幸せよ!
    両父親に感謝です!!!ありがとう

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    1. 裸裸母>
      なんか人生ってホンマ博打じゃなーーー(笑)と、思うよ。
      サイコロは自分の思うように振れんもんなーー。賭けると決めたのは自分じゃけん、結果が良くても悪くても文句は言えんのじゃけどもっっ!

      父さんが無くなった後、ララ母さんも大変な道のりを通ってきたのが分かるわー。これが晴天の霹靂ってヤツよな?!(笑)私は結婚には全く何の憧れも夢も無かったけど、結局しとるし(笑)

      ウチもララ家と出会えて幸せじゃーーー!
      黄色い変な車が懐かしいなーーー!
      ほんとに父さんたち、ありがとうじゃなっっ。

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