「人生はジェットコースター」て、うまいこと言うたもんで。旦那の会社が突然の倒産じゃ。

もうね。

人生ってハードよねー、なんて、ね。

友だちとのチャットなんかで軽々しく言うもんじゃない、ってね。

実際、目ん玉飛び出るようなことが起こったら、「人生ってハードぉ〜」言うてる自分にビンタしたいワケ。「なめんな人生。うつつを抜かしとるからそんなことになるのだ、このタワケが！！！」


バチーーーーン。


みたいなね。


別にうつつ抜かしてるんでもないんですが、結構、なんかやってるつもりなんですが、
そんなにハードでもない人生だから、簡単に「人生ってハードぉ〜」が出てくるんでしょうね。




で、


この月曜日、いきなりの、



旦那の会社が倒産




て、知らせをうけて青天の霹靂、目ん玉ボーン、みたいなね。




「え、マジ？」




もうね、３文字しか出てこなかった。

このシリアスな報告をする旦那の前にて、この３文字しか出てこなかった。
しかも日本語。

疑問を問わせたら英語だろうが日本語だろうが「ミカ、ストップ。」と、言われるまで喋り続けるこのワタシが３文字しか出て来なかった。

漫画にしたら、確実に目ん玉飛び出てたね。

「え、マジ？」

ちょっと、ちょっと、

家、買ったばかりなんですけど。そして「いらっしゃいませ、２１世紀、壮大なローンの旅へ」と、友人から言われたばっかりなんですけど。



倒産報告の直後、脳内はフル稼働で瞬時に色ーんな「金勘定」がされまして。
しかも、この水曜日（今日）が給料日なんですけど（２週間毎払い）、その２週間分も支払われない可能性大、とかいうしね。


冷静に考えれば「金勘定」より旦那のメンタルケアのが大事だろう、だってあんなに頑張ってた仕事なんだもん♡、って、話なんですけど。

ワタシ、そんなに出来た人間ではないので、


「ど、ど、ど、どーすんの？え、？ワタシの給料でローン。。。うーん、イケんことはないが。。。更に仕事に学校に、、、、家事？できるかぁっっっっ！！！」


と、なんでかワタシが一家の大黒柱を担う絵が脳内を駆け巡りまして。今思えば、「なんでやねん。」と、言う話なんですが、「じゃあ、旦那は家事全般とリノベーションをしてー、ワタシは働いてー、、、、あら、結構良いかも。。」という、ひとりで勝手な妄想までして眠れず。旦那は隣でズコォーズコォー、いびきかきつつ熟睡。



なんだかんだと、この１、２日で大騒動。否、ワタシのみ、大騒動だったんですけど。


結局、そこそこ経験とコネのある旦那は大手３社から翌日のうちにオファーを受けて、今日もうすでに現場の下見兼、 直に社長さんとの面接に行ってるんですが、
肝が、、、ワタシの肝がぁ。。。。。と、
旦那より腹の痛くなったワタシであった。

肝っ玉、ちっちゃー。器、ちっちゃー。




ワタシの仕事が無くなる分にはそこまでデカい額でもないんでそこまでヘキレキ感はないんですけど、旦那の給料が無くなるとそのヘキレキ感はそりゃもうスゴいですね。

「ダラダラしてんじゃないよ！」なんて、休みの日に小言を言うもんじゃないなー。頑張って稼いでんだもんなー。でもワタシも給料少ないけど週４７時間労働しつつ家事９９％してんだけどなー。でもご機嫌に働いてもらいたいしなー。人生面白くないと意味ないしなー。と、ワケの分からんパルプンテ状態の理想と不満が葛藤しつつの「職無くなった宣言」、だったんですけど。



Thank you so much for supporting me always. You are amazing. Amazing Mika. I can not live in this world without you.

「いつも俺のサポートしてくれて有り難う。お前が居ないと生きてはいけぬ。」




と、こんな金勘定ばかりする守銭奴なヨメになぜか大絶賛の感謝の意を表す旦那を見て、

「この器の小ささを、どうにかせにゃならん。。。」と、心より思うのでした。







いやぁー、「人生ってハードぉ〜」、ですね。





ふぃ〜〜。