2013-08-23

人生で初めての有給休暇ナリ


これまで「有給休暇」とは縁の無い 労働生活をしてきました

ここニュージーランドを含めまして もちろん、日本に居た頃も




で、義理母の経営する動物病院にて働き始めて9ヶ月が過ぎようとする今


「ちょっとホリデーでも?」


なんてハナシになったので

急遽、しかも突然なんと明日から有給休暇を取ることに。。。

(計画ぐらい立てさせてくれ)



ニュージーランドでは6ヶ月以上雇用されますと「有給休暇」を取れるようです

ほで 「1年のうち4週間は有給休暇を社員(パートも含め?)に与えること」が

法律で定められ、もし違反すると雇用主は多大なる罰則金と言う名の税金?を

国に払うとか、社員のペイが大幅に上がるとか、そんな仕組みになっとるとか

(ブラック会社はどうやってかいくぐっとるのか知らんけど。。。)

早いハナシ、有給を社員に取らせた方が会社は損をしないんですと



それはおいといて。。。。




なんだか「有給休暇」という響きに喜びを感じているのであります






と、いうことでー


山にちょっくら 籠ってきまーす





暖冬なんで 今年はシャバシャバですが

ルアペフ、一番熟したミドルシーズンに突入じゃー










ダダ帽子!!


と、浮かれるNZ人


ダダが可愛い



2013-08-18

★になったTVスター



雨の週末、オークランドよりコンニチワ

今週末は私用がごまんとあり スノーボードはお預けー




なので ちょっと 仕事でのお話でも。。。






先週始めのこと 早朝に1匹の急患猫がウチの病院へ

生後半年ほどのその猫は なんと義理母がブリードした猫で

3ヶ月ほど前にウチの病院の近所のお宅に貰われてった猫だった


まだ義理母の手元に居た頃のこと

NZの朝のお決まりTV ONEのニュースにその猫が出演したことから

みんなから「スター」と呼ばれてとても可愛がられていた




急患で運ばれてきたとき 狼狽する飼い主の腕の中でのスターは

意識無し 背中には明らかな犬の咬み傷 低体温症 汚物はだだ漏れ

本当に酷い状態だった



ひとまず、意識が戻るまで点滴と体温を上げる処置が施された

犬の咬み傷のある背中には穴が開いており ねっとりした血が止まらなかった

身体は氷のように冷たい

私は日がな1日 スターを暖めることに徹底していた




その日のお昼頃 かすかにスターが鳴き始めたので

「これは希望があるかも。。。」と、スターを心配する飼い主を含め

今後の治療ができるかどうか、出来ない場合の安楽死についての診察がされた

そのとき飼い主から

スターがこうなってしまった状況について詳しい話を聞いたのだけど

それがあまりにも酷い。。。。




スターの飼い主の住む地域はMangere Bridgeにある閑静な住宅街

近くには小高い丘もあり海も見えるので 人が犬を連れてよく散歩をしている

しかしここ数日のこと。。。

スターの家付近を犬を完全にノーリードで散歩しているアイランダー系の2人組がいるという

スターが犬に咬まれ 瀕死の状態で見つかった日の早朝のこと

何か動物の唸る声が裏庭から聞こえたため スターの飼い主は不審に思いその裏庭へ

そしていつもその時間 室内にいるはずのスターも居なかったので

裏庭にしか出ないスターがどうかしたのかと思った飼い主

スターの名前を呼びながら彼を捜していた

しかし暫く捜せど スターの姿は無い

家の中にも裏庭にも居ない

なので家の表側、道路に面する庭の方へ出てみると


庭と一般道路の遊歩道の境目付近に何かを見つけた飼い主



それは微動だにせず横たわるスターだった






とにかくその日はスターの生命力を信じて 意識を戻す処置だけ行われ

翌日にレントゲンを撮り 治療可能かどうかの診断がおこなわれることになった




翌日

朝一番でスターの飼い主が来院して その朝あったことを教えてくれた

犬をノーリードで住宅街を散歩させているアイランダー系2人組のその犬が

その朝 やはりスターの家の裏庭まで侵入し しばらくウロウロしていたらしい

そしてその4、50メートル後方を

その犬の飼い主であろうアイランダー系の2人組が歩いていたと

もちろんその犬はスターのお宅だけでなく そのまわりの近所の家々にも勝手に侵入

これは明らかに法律違反

スッタフォードシャーブルテリアのクロスと思われるその犬は身体も大きく

スターの飼い主は怖くてどうもできなかったという



そしてスター

その日完全に意識が戻っていたスター

レントゲンを撮ったスターの身体は

背骨が完全に粉砕されて 肺の片方はつぶれており

肝臓もダメージをうけていた

手の施しようが無かった

飼い主はスターを安楽死させてやることに同意した




犬にも 他の猫にも もちろん人にも子どもにも

なつっこく 近所のちびっ子からも人気のあったスター

ご主人を亡くされてから スターが家に来てくれたお陰で

「近所の子どもらが遊びに来てくれるので嬉しい」と始終話していたのに

スターの死を 子どもたちに伝えることは 本当に辛いだろうと思う



スターを目に入れも痛く無いほど可愛がっていた飼い主を皆知っていることもあって

泣いて震える飼い主を慰める言葉を 誰もかける事が出来なかった




こんな事件は 今回だけではない

犬に咬まれて安楽死させる猫は 結構多い

小型犬もしかり

自分の犬は賢いと信じて疑わないのか ただだらしがないだけなのか

犬を管理できない人は どこにでも存在する

もし今回の件が猫ではなく人間の幼い子どもであったなら

否、幼い子だけでなく 誰しもが危険な目に遭う可能性だってある




現在、そのアイランダー系の2人組と犬の写真を撮って

ドッグコントロールとよばれる組織と警察に提出することになった

近隣のカウンシルと動物病院(その犬が通院していると思われるところすべて)にも

うちの病院からインフォメーションが通知される

(NZでは危険と思われる犬や虐待されている動物は、通報し証拠がとれれば
保護団体がその動物を強制的に飼い主から没収できる)





スターが死んでしまったことは もうどうすることもできない

次の犠牲者が出ないように

早くその犬とその飼い主が「管理」されることを願うばかりである









2013-08-07

ストレス解消法




ニュージーランドでの 私のストレス解消法

たいていは外に出て、トレッキングやらスノーボードやらがそうなんですが

絵を描くのも そのひとつ



注文頂いた絵ではなく 描きたいものを ただひたすらに描く




今回のは 結構デカイの

私の身長くらいかな。。。




日々のことに追われつつ 合間を縫って息抜き程度に描くもんで

時間はかかりそうじゃな。。。








そして やっぱりダダ


最近は毛がくるくるカーリーヘアになってきて 羊のようだ

長毛種の混血児なので テンパのロンゲになるようです

ただいま生後5ヶ月ちょうどくらい

ガタイが良くなってきました



ベロをしまい忘れとることの多いダダ

可愛いすぎる





日本の実家でお座敷犬しとる 我が犬と山登りに行きたい

そんな今日この頃でした



ささ、仕事 仕事ー。