2013-09-14

コアマッスルを鍛えなさい、と、Physioに言われる


で、前にもチョロっと書いたのだけど、先々週に取ったホリデーで10日間ほどスノーボードに行ってたのですが。。。




3メートルほどの崖から落ちまして、背骨を痛めました。





死ぬか、思った。(落ちよるときは)





その日はラストランで、とてもピーカンだったのだけど、さすがルアペフ、強風(爆風じゃ、あれは)並びに恒例アイスバーンときた。。。。
当日もオープンぎりぎりになるまでリフトがオープンするのかオンホールドなのか結局クローズなのかアナウンスが無く、週末だったこともあってかなりの集客見込みがあったから開けたった!的な感じだった模様。。。というのも、その日はオフピステでも無くバックカントリーでもなく、普通のコース内でのケガ人がすごかったのもあるうえ、なんと、死者まで。





朝イチで1ランして

「いやー、これはもう、面白くないわー。。。」


と、結構な悪天候でもウホウホ滑る私たちでさえその爆風とアイスに堪えられず、最後だしもう1ランだけ流してTuroa戻ろうか?という選択をしたのが間違いだった。。。


私と旦那がその日滑ってたのはWhakapapaの普通のコース内。(他は爆風とそれに流される雪で視界ゼロ。しかもスケートリンク状態)なのに向かったコースは上級者コースではあれど通常、雪があれば問題なく滑れるところ。しかし前日からの爆風で雪が吹っ飛ばされており、しかもそのあと氷だけが残ったという状態。その氷だけ残った場所はかんなりスティープ(なうえ雪は一切無い。)が、まあ、降りれんこともないじゃろうと先に旦那が確認しに下へ。ちょっとエッジを取られつつも下へ降りたので続いてワタシも。。。と、一番切り立ったところで背後から突風がっっっっ!


「あっ」


と思った瞬間には突風に吹っ飛ばされ、背面を下にあらぬ方向へ滑り落ちており、なんとかスノーボードのエッジでブレーキをかけようと試みつつも背面で滑っとるし(腹面だとブレーキがかけやすい)あまりの速さでワタシの脚力ではどうにも止まらず。



そのまま、フライアウェイ。


崖の先でフリップして背中から落下。。。


高さは約3メートルといったところか?



旦那はワタシが流されてからどうにか止めようとナナメに崖に向かって滑ってたようだが、間に合う訳もなく、、、、


落下後、1回バウンドして止まったワタシは、背中の痛みはあったものの「あれ?そんなに高くなかったやん。。」と、崖を見る余裕があったくらい。ラッキーなことにその崖の下は岩ではなく下に渡っていたコースの脇。(氷ではあったけど、フラット面)なんだけれども、たまたま近くに居たスキーパトロールの2人が颯爽とかけつけ、メットと完全顔が隠れるマスクを装着していたのもあってワタシを小学生くらいと思ったらしく。。。。

「坊や!(しかも男の子て)大丈夫よ!」
「ワタシが風から守ってあげるから大丈夫!(ガバッッッ;覆い被さってくる)」
「いい子ネ!いい子ネ!」


まあ、いうたら日本人の喋る英語は完全に幼稚に聞こえるのもあるとは思うけども、どうやら落下中のワタシを見て、あまりのガリチビぶりに完全にこどもだと思ったらしい(事後談)。




まあ、それはどうでもいいのだが、、、
その後、スノーモービルでスキー場併設のメディカルセンターまで搬送してもらい、強打した部分が位置的に腎臓近辺だったので健康診断ならびに検尿(腎臓に問題ないか)を。そこでは特にどうもなく、背中の筋肉の深いところが内出血(いうたら痣ね)してるかもしれないから、そのうち表面に痣浮かんでくるかも。という診断で「ああ、そんなもんか、痛いけどまあそんなめっちゃ痛いわけでもないしなあ」と診察所で旦那と話してると、山で仲良くなったスノーボード友達、スコットとその友人たちが「ミカが運ばれてるのリフトからみたでー!」と、わざわざその診察所まで来てくれたり。(みんな本当にいい人。。。涙)その後もう1晩だけオハクネに滞在し、翌日、暢気にオークランドに戻り経過を義理母に。

すると医学と筋肉のスペシャリストである義理母、「すぐにフィジオ(医学整体師)に行きなさい!」と、言い放ったときにはすでに彼女行きつけのクリニックをブッキングしてくれていたので、落下後3日目あたりでフィジオへ。



「これは背骨、やられてる可能性があるからすぐにレントゲン撮って!」



問診をしてくれた義理母かかりつけのセラピストにいわれそのまま直行(フィジオの隣が病院なんで)し、待ち時間もなくレントゲン撮影。その日はすぐに結果は出ず翌日、旦那の携帯に病院から連絡がありすぐに病院に来てくれとの事。。。


「なんか、エマージェンシーっぽい。。。」


と、動揺する旦那が仕事中にワタシをピックアップして病院へ。



「普通に仕事できとるし、まだ痛いけど普通に動けるし、大丈夫だよー」



と、旦那をなだめつつ、どきどきしつつ、医者の診断を聞くと。。。。




「背骨のL5(下のほう、腰付近)の右側が、ちょっと欠けてます」

「これはただ痛みが引くのを待つしかないから、リラックスして過ごしてね。6週間くらいかな」



特に「緊急」の必要性もない、簡単、短い、診断を受け終了ー。怪我に対する対処も一切なく。
エコーとか、再検尿とかするとか電話で言われてたので「なんじゃそりゃ」というのと同時に、特に問題ないことを知りほっとする二人。


「だがしかし!背骨が壊れとることは事実だから、これから6週間は重いものは持ち上げない!動物を抱えない!腰を曲げるような仕事はしない!てか、仕事すんな!」


と、心配性の旦那は(怪我後、翌日から普通に働いていたワタシに対してちょっと機嫌が悪かった旦那である)ここぞとばかりに息巻く。


そして、それから1週間後であった昨日。。


再度フィジオへ。

そして医者の診断を報告。(レントゲンは既に渡っている状態)

ワタシ担当のセラピストのミラ。医者の診断が甘い!文句いってやる!と、お怒りに。
どうやら旦那がいってた通り、無理は絶対に禁物で、背骨は欠けているのではなくちゃんとその位置にあるものの脊柱(スパイン)を支えているL5の右突起に完全に縦亀裂が入っているのでその骨を固定してやるために普段の動きをコントロールしなければいけないようだ。そして背骨を守るためのエクササイズも必要とかいうことで。。。。(医者より細かく的確でプロフェッショナルな診断であった)



「コアマッスルを鍛えろ」



と。


コアマッスル?はて?



そしてそのコアマッスルを動かすこつの指導をウケること40分。


む、むずかしい。。。orz....



これは怪我の予後以外にも老後、妊娠中、産後になってからの腰、背中の問題も大幅に軽減させるようなので続けることが大事らしい。



当分はそのコアマッスルを鍛えつつ、家でおとなしくしつつ、(仕事はしつつ)。。。

これから全治約4、5週間、耐え抜こうと思います。


と、いうことで、母よワタシは元気です。(ちょっと風邪気味)




てか、医者、アテにならんなー。。。。





ダダはそんなワタシのストーカー


「なんか、食いもん、くれ」


可愛い。。。



2 comments:

  1. コメントできたかなあ?

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  2. できてるよ!初コメントじゃなかろうか?このブログ始めて以来の(笑)

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